やる気と根気 2010/12/20

こんばんは!手相家の丸井章夫です。

今日は2ヶ月ぶりにまぐまぐから発行している恋愛系のメルマガも配信することができました。

恋愛系のお話も将来、本になるといいなぁ~と思っています。

思うこと、想像することは、良いモノであれば潜在意識がきちんと導いてくれるようです。

 

ところで、最近は新しい鑑定オフィスで鑑定するのがとても嬉しいです。

あの空間は私が多くの鑑定を受けた中で最も居心地が良い空間になりました。

相当に凝っていますが、家相や風水にも人一倍気を遣って、ようやく念願の理想とする鑑定場所をつくれたように思います。

そのおかげで、新店舗での鑑定を始めてから何人、鑑定しても本当に疲れなくなりました。

以前でしたら自宅に帰ってきたらメルマガ書いて、バタンキューでしたが、メルマガの執筆以外にも一日に沢山のことが出来るようになりました。

感謝ですね!

さて、私はあまり自分で限界を設けないタイプですが、どうしてそう思えるかといいますと、基本的に、人間は能力は一緒ではないか?と心底から考えているからです。

できる人と一緒ぐらいに時間をかけたり、あるいは出来る人以上に時間をかければ、なんとか出来るのではないか、と思っています。

それで、このような考え方になったのは遡ると中学生時代の部活動で強烈な先生に出会ったからだと断言できます。

私は陸上競技部に所属して短距離専門の選手でした。

小学生の頃から、市内レベルの大会であれば短距離は必ず入賞していました。

ところが中学校1年生の時の忘れもしない春の運動会の時の100m競争の時に肉離れを起こして転倒したのです。

それからというもの、足をひきずって歩くようになり、恥ずかしいお話ですが、足をひきずらないで歩く練習を顧問のS先生に命じられたのです。

来る日も来る日も、私は校庭を何周もするのです。

半年ほど続いたでしょうか。

今度はS先生は、私を短距離のメンバーからはずしました。

これはすごく悔しかったのですが、まだ足の復調が芳しくないため仕方のないこ
とだった

と思います。

私は3種競技Bの選手に転向ということになったのです。

3種競技Bは400mと幅跳びと砲丸投げの総合記録で競う競技です。

走るのは自信があった私ですが、砲丸投げはなかなか距離が出ません。

それでもひたすら練習するしか能のない私を見ていたS先生はこうつぶやいたの
です。

私は3種競技Bの選手に転向ということになったのです。

3種競技Bは400mと幅跳びと砲丸投げの総合記録で競う競技です。

走るのは自信があった私ですが、砲丸投げはなかなか距離が出ません。

それでもひたすら練習するしか能のない私を見ていたS先生はこうつぶやいたの
です。

「俺は現役時代、三段跳びの選手だった。出来る奴は一番練習するんだ。」

そして

「一番強いものが、一番練習するんだ」

と続けました。

正直、ヒェ~なんてこと言うんだ!と思いましたが、その言葉にあまりにも

重みがあって今でも鮮明に脳裏に焼き付いているのです。

そのS先生、実は身長が決して高くありませんでした。逆に低いほうです。

そのS先生が現役時代に三段跳びで東北記録を保持していたそうなのです。

このことは後日、先輩に聞いて初めて知ったことでした。

普通、三段跳びは身長に恵まれた選手がトライするものですが、S先生は

果敢にも挑戦したそうです。

S先生は体育の教師でしたが、全身ゴムマリのような弾力性のある全身バネが

あって、あのS先生なら、東北記録保持者と聞いても、うなずけるものでした。

その先生は赴任する学校全てを陸上競技大会で優勝させていたので、自分たちの

時代はかなりプレッシャーだったのですが、なんとか私が在籍する3年間は

毎年、優勝を飾ることが出来たのです。

逆にいえば、S先生が教えることで誰であれ、成功できたのです。

その時に私は、とにかく人間の能力は変わりがないんだ!と心底、思いました。

今の私につながっているのです。

人間に根本的な能力の差がないのであれば、あとはやる気と根気ではないのかー

そう真剣に思っているのです。