安倍晋三首相は「あきらめ上手」な人だとずっと思っていましたが

昨年末の女性自身の記事を再読する機会がありまして、ますます、そう思うようになりました。


■安倍晋三の再登板を5年前に予言していた“永田町の怪僧”
(女性自身2012年12月25日)

「私の脳裏にハッと浮かんできたんですね、『5年後』と。

なぜと言われてもそうとしか言えないです。

これはきっと“天”が安倍さんのことを求めていたんだと思います」と語るのは、

鹿児島県にある最福寺の池口恵観法主(76)だ。


自民党が圧勝し、再び返り咲くこととなった安倍晋三新首相(57)。

一度辞任した首相が再び返り咲くのは、吉田茂元首相以来64年ぶりのこと。

そんな誰も予想しなかった快挙を、前回、安倍氏が総理を辞任した07年の時点ですでに

“予言”していた人物がいる。

それが池口法主だ。写真週刊誌『FLASH』2008年1月1日・8日・15日合併号で、

彼は安倍氏に伝えた言葉についてこう明かしている。


《一度禅譲すれば、5年くらい後に、また大きな潮がくる。そのときに再登板されたらいい。

よっぽど胃腸がきつかったようで、突然の辞任になってしまいましたが、

5年後にもう一度潮はくる。晋三さんにはまた出てもらわないといかんと思っています。

日本の行く末を考えるとね》


07年7月29日の参議院選挙で自民党が大敗した後、池口法主は体調不良に苦しむ安倍氏へ

こう辞任を進言。

その12日後の9月12日、電撃辞任となった。

そして今回、安倍氏が自民党総裁選出馬会見を行ったのが、ちょうど5年後の9月12日!

まさに池口法主の言葉どおりになったのだ


36年11月15日、鹿児島県の柏原高野山西大寺で6人兄弟の末っ子として生まれた池口法主。

室町時代から500年以上続く修験行者の家系で、彼は18代目。

行と呼ばれるつらい修行を重ねるうちに不思議な力が宿った法主のもとには、多くの人が訪れる。

「現代医学に見放された患者を祈祷したところ悪性腫瘍が治った」などの評判も広がっているという。

政治家と繋がりも強く「永田町の怪僧」と呼ばれたこともある池口法主。

歴代首相の指南役とも評されており、森喜朗元首相、小泉純一郎元首相など彼を慕う政治家は多い。

安倍氏の父・晋太郎氏もその一人だ。池口氏は安倍氏の辞任後も彼と会い、体調を気遣った。

転機となったのが、今年9月の自民党総裁選挙。石破茂、石原伸晃、町村信孝など多くの有力候補者が

自民党総裁選に出馬を表明。安倍も早々に出馬を決意したが、周囲はみな反対した。

そんなとき、後押ししたのが池口法主の言葉だった。9月1日、彼は安倍氏にこんなメールを送ったという。


《予想される人を見て来ましたが運気は負けません。自信を持って進んでください。長期政権を祈ってます》


すると安倍氏は見事、自民党総裁に当選。11月には、野田佳彦氏が民主党配線確実のなか衆議院を解散するなど、

次々と追い風となる出来事が起こったのだ。

今回の自民党の勝利について、池口法主はこう語る。

「前回、安倍さんはまだ総理の器になっていなかったんだと思います。

しかしあれから5年間、しっかり体調を整え、勉強をして力を蓄えてきた。

その結果、“天”が彼を求めたんじゃないでしょうか」


(ここまで)


さて、この内容、すごく良い内容だと思ったのです。

「前回、安倍さんはまだ総理の器になっていなかったんだと思います。

しかしあれから5年間、しっかり体調を整え、勉強をして力を蓄えてきた。

その結果、“天”が彼を求めたんじゃないでしょうか」という池口法主の言葉はまさに至言ですね。


“天”に求められる人材になるために、いったん首相をあきらめて、

在野に下り、5年間なりを潜めていて、昨年、首相になったわけですから

あきらめるものと、あきらめないものを分かっていらっしゃったわけです。


なんでもかんでもあきらめるというのは私の趣旨ではありません(笑)

「あきらめ上手になると悩みは消える」(サンマーク出版)を読まれた方からは、「タイトルはドキッとしましたが内容はスタンダードで大変タメになりますね!」と言われます。


私も、「あきらめ上手になると悩みは消える」という概念を世の中に広めることは決してあきらめないと

決めています!


独身の男女であれば、仮に「結婚は絶対にあきらめない」と決めれば

あとは出会いの場に行き続けることもそんなに苦にならなくなると思います。

自分にとって、何が一番大切か、それを明らかにしなければならないのですよね。


安倍首相は、増税問題やアジア外交など沢山の難問を抱えていますが

日本の為に、あきらめずに頑張っていただきたいです。

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