満足の手前で生きるのがベストな選択?!

私の愛読書で「活人禅」という平田精耕氏という偉い禅のお坊さんが書かれた

本があります。

その本に「21世紀は心の時代」だと。

そのようなことは過去に散々言われていて、1980年代ぐらいの本なんですが、

その「活人禅」っていう本にもこのような記述がありまして

その方のの先見性に、私は目を奪われたんです。

東日本大震災後、日本全体に過去に比べると「今に満足しよう」という

考え方は、少しづつ浸透してきつつあるのかなと思うんです。

またこちらは本当に古い話ですが老子が「足るを知るの足るは、常に足るる」

という言葉を残しています。

足るっていうのは足って書きますが、足るを知るの足るは常に足るるという

言葉があって、その意味は満足を知るという、満足こそは真の満足であるという

意味なんです。

「満足を知るという満足こそは真の満足である。」

これは人間にはただでさえ五欲が備わっていると言います、

食欲とか性欲とか睡眠欲、権力欲、名誉欲といった欲なんですけれど、

少しでも上の地位につきたいと思う。

その欲を出す、欲を抱くというのは、人間の当たり前の本能であるとは

思っているんですけれど、その欲にあまりにも目が曇って、

例えば失敗しないようにしなければならないとか、

いうのも、例えば出世のためだけに人生があるなんて、

そういった風に思ってて、実際は長年、出世ができないというのは、

非常に心が辛い状態になりますよね。

そういう意味では少し足りないぐらいかなっていうのが

ひょっとしたら一番良い満足じゃないかなとも思えるわけです。

満足の手前で生きるのが結構ベストな選択でも

あるんじゃないかなっていう風に思ってます。

それは、完壁主義を止めるとか、あるいは7割主義とか8割主義で

生きるっていう事にも繋がっては来ると思います。

確かに自分の人生に、自分の人生っていうか、全て満足できたら

それは相当素晴らしい人生だと思うんです。

自分の思っている物が全部叶ったら。でもそれはなかなか無くて。

ただ、やはり昔の言葉で「腹八分目が医者要らず」っていう言葉がありますが、

実はちょっと足りないっていうぐらいが、

意外と一番良い満足なのかもしれないなとは思います。

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■編集後記

メルマガのご感想を沢山いただいておりますので

少しご紹介します!

「今日のメルマガ熱く良かったです(笑)

自分を信じるという、単純なことが、案外一番出来ていなかったなあと感じました!!

気づかせていただいて、ありがとうございました(*^^*)」

(香川県在住 Fさん)

「こんばんは。

これまで私は自分自身を信じて生きてきました。

これからも、自分を信じ、なりたい自分の実現に向け努力していきます。

私は、我が家の○○にこそ、自分自身に自信を持ってどんどん自己実現を果してほしいと思っています。」

(愛知県在住 Kさん)

「今日のメルマガの内容ですが、まさしくおっしゃる通りだと強く感じています。

いままさに、私も投稿しようとしていた内容で、日本の大きな社会的な課題の一つ、

私が解決したいチャレンジの一つだと思っています。

先生とは、お考えがシンクロすることが多く、何かご縁があるのかもしれませんね。

いつもありがとうございます。」

(Hさん)

「先生こんにちは。

怒りっぽい人への対処方法勉強になりました(^^)

私の○が怒りっぽくて、何故そんなに怒っているのか理解不能なまま

怒られたりするので、自分がよっぽど鈍感なのかしら?とも思ってたところです。

確かに。

認めて欲しいと思ってるんだと思うと全て合点が行きます。

あと、自分の事を察して欲しいとも思ってるようです。

とにかく、認めてあげればおとなしくなると分かれば(笑)

これからの対処方法も分かりますね(^^)

ありがとうございました。」

(Iさん)

全て目を通しております!

みなさん、いつもご感想ありがとうございます!

読者のみなさま、良い週末をお過ごしください♪