奈良県の民話「わらしべ長者」に学ぶ 2011/04/23 

ここ数日、夜に以前から読みたかった日本の民話をまとめて読みました。

それで、日本の民話には、人に喜びを与えているとそのうちに大きな開運をする

という話が結構多いなぁ・・・と思いました。

例えば、有名な「わらしべ長者」はとても貧乏な男性が、人に出会うたびに

喜びや幸せを与えて、気が付いたら、大富豪になっていたというお話です。

まずはじめに、あぶをつけたわらしべを子供に譲って、とても喜ばれました。

それで子供ももらいっぱなしでは申し訳ないと思ったのか、お返しに

みかんを3個くれました。

次にのどが渇いて、倒れそうな女性とすれ違い、そのもらったみかんを

与えて、とても感謝されて、今度は、お返しに反物をもらったのでした。

その次は死にそうな馬を不憫に思い、使い物にならなさそうな馬と自分が

持っていた反物と引き替えに引き取ってあげたのでした。

そして、今度は引っ越しをしようとして自分で荷物を運んでいる人を

見つけたので、さきほどの馬をあげて、なんと、その代わりに家と田畑を

もらって、大富豪になっていくのです。

しばらくして、大富豪ですから、結婚相手も見つかり、それはそれは

幸せになったそうです。

最初は極貧だったのに、最後は大富豪で幸せになる。

出会う相手のためを考えて、その時のベストを尽くせば、こんな

良いことが起きるという教訓と思います。

自分が今出来ることは、何か世界を変えるような大げさなものは

できなくても、少しでも世の中に役に立つことをしていけば

自分にも幸せが巡って来る。

いい話だと思いましたので、みなさんにこの話を思い出してもらおうと

昨夜、感じたのです。

ふとした心がけで、みなさんも「わらしべ長者」になれると思います。

ところで、なぜ今回、民話を読んでみようと思ったかといいますと

昔の人は大きな天災がやってきた時にどのように対処していたのかを

民話を通じて学びたかったからなんです。

民話に限らず、昔の方のお話を聞いても、大変な疫病や地震などが

あった場合は「祭りごと」をした記録がありました。

ひるがえって、現在の日本はどうなのでしょうか?

そもそも「祭りごと」ということを忘れてしまってはいないでしょうか?

考えてみれば、大相撲だって、「祭りごと」です。

前回が不祥事で大相撲を開催できていなかった時に、東日本大震災が

起こっているということは偶然ではないと私は考えています。

日本人は何か大きなものをどこかに置いてきたのかもしれません。

 

 

(お知らせ)

ゴールデン・ウィークの鑑定の日程について、沢山のご要望を頂きましたので

以下のように開催することにしました。

5月3日(火・祝)、4日(水・祝)、7日(土)

全て 9:30~18:00 まで行ないます。

昨日まで土曜日の最短で近い鑑定日は5月14日(土)でしたので

予約された方はその日から、上記日程に変更して頂くのも、もちろんOKです。

自動鑑定予約システムからのご予約が超便利です。(即予約可能です)

⇒ https://apsrv.net/resv/maruchan/