[丸井通信] 多くの選択肢があるのは良いこと?悪いこと? 

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丸井章夫 オフィシャルメールマガジン



[丸井通信]  2022.2.13 発行号



『 多くの選択肢があるのは良いこと? 悪いこと? 』



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皆さん、新年あけましておめでとうございます(^^♪



いつもメルマガをお読み頂きありがとうございます。



今から9年前の2013年2月にサンマーク出版より

「あきらめ上手になると悩みは消える」を出版しました。



とても気に入っている本で、今日は9年経過しての私の

「あきらめ論」をコラムで書いてみたいと思いました。





本日のコラムは「多くの選択肢があるのは良いこと? 悪いこと?」です。



(鑑定情報)



名古屋の鑑定はこちらから日時を選んでご予約下さい。



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名駅オフィスの住所は中村区竹橋町28-5

シーズンコート名駅西 603号室になります。



(最寄駅の名古屋駅からは太閤口(新幹線側)より徒歩7分です)





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■ 多くの選択肢があるのは良いこと? 悪いこと?

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あなたの心を重くしているさまざまな悩みの種――その大半を

「あきらめる」ことと、すべてを「あきらめない」のとでは、どちらが簡単でしょう?



もちろん、「あきらめる」ほうがずっと楽です。



しかもその「あきらめ」は、単にものごとを断念するのではなく、

未来に向かって歩を進めるためのポジティブな「あきらめ」です。



それなのに、人はなかなか「あきらめるかどうか」という視点で

考えることができません。



なぜかといえば、私たちは「あきらめの作法」について

一度も学習する機会がないにもかかわらず、

世の中にあまりにも多くの選択肢があるからです。



がんばれば手が届きそうな選択肢がたくさんありすぎることが

「あきらめ」をじゃましているのです。





就職先ひとつをとってもそうです。



新卒の学生ならどんな大企業にでも応募できるし、

努力次第では芸能人や宇宙飛行士にだってなれるかもしれない。



将来の選択肢はいくらでもあり、「どれを選んでもいいよ」と

いうことになっている。それが日本の社会です。



でも、それは本当に幸せなことなのでしょうか?



私はノーだと思います。





確かに選択肢の自由は重要ですし、あってしかるべきだと思います。



しかし、選択肢の多さは人を惑わすことはあっても、



幸せをもたらすことはありません。



むしろ「なにをやってもいい」という状況は大きなプレッシャーとなり、

「なにをやってもいいはずなのに、自分にはこんなことしかできないなんて!」と

いう無力感さえ生んでしまいます。





おまけに現代は情報化社会です。



インターネットが普及し、どんな情報でも簡単に手に入るようになったことで、

選択の幅はますます広がりました。



しかも先ほどの就職先の例でいえば、どの企業も学生に向けて

「着飾った」情報を出しているので、本質的なところはなかなかつかめません。



世界を網羅するこの情報の海から選択肢を絞りこんでいくのは容易なことではありません。



こうした状況のなか、多くの人は「あきらめるかどうか」を考える間も

なく次々に新しい選択肢に触れ、比較し、選択することを強いられてしまいます。





就職先としてひとつの会社を選ぶということは、その他の選択肢すべてを

「あきらめる」ということなのですが、その覚悟もないままに、

なんとなく就職を決めてしまう。



だからすぐほかに目移りして、「あっちの会社に入っておけば……」となってしまいます。



これがひと昔前なら、たとえ入った会社に不満があっても、

いずれは前向きな「あきらめ」にたどりつけたかもしれません。



転職しようかなという考えがふと頭をよぎっても、そのたびにわざわざ

転職情報誌を買いに行くことはなかったでしょうから、

会社への不平不満も自然と忘れることができたと思います。



けれどもインターネットが身近にある今は、調べようと思えばいつでも

他社の求人情報や同年代の平均年収などを調べられます。



ツイッターやフェイスブックなどのSNSを利用していれば、

同級生のだれがどこの会社に入り、どんな暮らしぶりをしているかもわかります。



つまり現代人はいやおうなしに、自分と他人を比較してしまう状況にさらされているのです。



どの仕事に就くか、どんな人と結婚するか、よりどりみどりの選択肢があることは、

一見すばらしいように思えるかもしれません。



しかし現実には、多すぎる選択肢は比較を産むばかり。



情報は私たちを迷わせるばかりで、心の安定という面では少しも

役立っていないのかもしれません。





また、他人と自分を比較することも私は個人的にはナンセンスなことだと思っています。



個性は違っていて当たり前で、自分が思う「幸せ」を大切にするべきだと思っています。







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私の制作する大幸運印鑑は開運の秘密ばかりが詰め込まれたものです。





今、特にコロナの関係で不安な世情ですが、大幸運印鑑を購入していただいた方



から沢山その後で良いことがあったと報告をいただいて、私も制作に携われて



本当に良かったなぁと思っています。



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なお、個人の印鑑で3本ではなく2本作りたい場合は、備考欄にその旨、書いて



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■ 編集後記

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9年前の書籍について思うところがあって、その当時、鑑定以外はほぼ

この書籍の販促に尽力しました。



それで秋田の中学の同窓会(数えで42歳の年に行う)も行かずに

都内の書店営業をしたのですね。



でも、行けばよかったとすごく後悔しているんです。



なぜなら中学の恩師がその同窓会に参加して数年後に

腎臓の病気で亡くなってしまい、もう会えなくなってしまったからです。



このことをきっかけに私は可能な限り「やりたいことはやる」主義に

変わったと思います。



とは言ってもわがままになってください、というつもりはありません。



自分でどうしてもこれは!と思うことはトライしたほうが良いという意味です。



皆さんがもしも今「これは絶対にやろう!」と思っていることが

あったのなら、私はやっぱりやったほうが良いと思うんです。



人生は我慢のために生まれたのではなく、

自分のこうしたいという想いを大切にするものであると思うのです。











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