2008/05/09 手相は明日へ架ける橋です
私は手相鑑定やキャリアカウンセリングで多くの方々とやりとりをするなかで、「なぜ生きていかなくてはいけないのでしょうか?」と問いかけられることが何度もあります。
腰をすえて、じっくりとお話を伺っていると、確かに生きていくことに意味を見出せなくなったとしても不思議ではないと思うような体験をされている方に出会うことも珍しくはありません。
江原さんの番組があれだけ視聴率が高い理由も、本当の人生の意味を探す方が多いからのように思えたりもします。物質的には豊かになったけれど、人生の意味は物質的な豊かさだけでは図り知ることができないからです。
私自身、生きることに疑問をもったことが一度もないと言ったら、それは嘘になるでしょう。
けれども、それでも私はやはりあなたに生きていてほしいと思うのです。
相当時分も前のことですが、ある方と信頼関係とはなにか?と夜を徹して話し合ったことがあります。
その方は「信頼関係って、決して裏切られないということを信じることじゃないんだよな」とおっしゃいました。
私はそれを聞きまして、「信頼関係って、裏切られても、またその後に相手と新しい関係を築き直せるということを信じることのような気がする」と言った記憶があります。
この時のやりとりを折りに触れて思い出し、今、私は生きることもこれと同じような意味をもつものなのではないかと考えています。
つまり、「生きる」ということは、たとえ生きていくのが難しくなるような体験をしても、その後、またそこから立ち直って新たな人生を歩んでいけるということを信じることではないかと思うのです。
誰でもないあなた自身の手相、この60億人、人類がいる中で、たった一つだけのあなただけのオリジナルの手相に未来の開運の時期が刻まれています。
開運線のない手相を私は見たことがありません。生きていれば、必ず、その時期がやって来ます。
チャンスはすぐそこであなたを待っているのですから、諦めてしまう必要なんてどこにもないわけです。
手相の魅力は私も今までも沢山書いてきましたが、やはり最大の魅力は今から起こりうる未来が手相には既に出ていて、それを読み取ることが出来るという神秘だと思います。
これが分かれば、あなたの明日に希望があるはずです。
手相があなたの明日へ架ける橋になれれば、私も幸せです。