中澤弘幸さんの講演会 2009/01/21
本日は東京から何人もの方が手相鑑定にいらっしゃいました。
昨年10月から12月まで渋谷で鑑定を行った時に、いらっしゃった方も含まれていて「わざわざ、名古屋にいらっしゃったのですか・・・」と私は驚きました。
今日は驚くことが多くあった日でした。TV局の方とお話させて頂いて、2月に出演することになりました。
私としては普段の皆さんの未来を明るくする鑑定を続けるだけですが、中には一生懸命、私のこのつたないHPを毎日ご覧になっている方もいらっしゃるんだな・・・と、身が引き締まる日でもありました。(TV局の方が、しっかり私のHPをご覧で、内容もよく覚えていらっしゃるのでビックリしました)
さて、昨日、金山のホテルグランコートにて煎茶道黄檗売茶流家元の中澤弘幸さんの講演会を聴く機会に恵まれました。
[黄檗売茶流(おうばくばいさりゅう)]17世紀中頃に中国明時代の高僧隠元禅師が伝えた禅宗:黄檗宗。仏教の中で日本に三派ある禅宗のうち、この黄檗宗の流れを汲むお茶の流派。
開祖は黄檗宗の僧侶:高遊外売茶翁。
講演の内容は日本の文化の素晴らしさをあらゆる面から指摘するもので、「昔から日本には床の間という素晴らしい文化があり、日本人は、そこで四季など様々なものを表現してきた。 この文化は、日本人特有の美意識という考え方を育んできたが、最近はその美意識が薄れてきている。
」と、日本の文化レベルの高さを紹介されていました。
私が感動したのは、日本人の優秀さは「縄文時代の混血にある」と喝破されていたことです。
日本人の味覚、聴覚、美意識など何をとっても、世界一のレベルであるのは、この混血が持たさしているという説は今までも何度か書籍などで読みました。
確かに、混血があまり進まなかった漢民族はみんな漢民族の顔をしていますが日本人は、いろいろな民族の「顔」があるように思えます。
混血は進めば進むほど、優秀なDNAを残します。
縄文時代は私たちが思っている以上にグローバルな時代だったのでしょう。日本人はその末裔ですから、才能がある!とあらゆる事例をあげて説明する姿に感銘を受けました。
近代ではヨーロッパの画家が日本の浮世絵のレベルの高さに感動し、ゴージャンなどは「日本人の目になりたい」と書き残しているそうです。
日本人の感性がどれほど優秀かについては、世の中に多くの書籍が出ているので、ここで私があえてお話することもないのですが、音楽の世界でも、「J-POP」は世界で最も注目されている日本の文化ですし、様々なアーティストが日本の感性を取り込もうとしているのです。
この100年に一度の情勢と言われる中、受け身だけでなく、自らが変わっていくことをしない限り、この国の現状打破は難しいかもしれません。
それでも、日本人には優れた感性があります。その感性を毎日の日々にうずもれることなく発揮していく方が、少しでも現れれば、少しづつではあっても、この国の形が、また世界が変わりはじめると感じます。
私も鑑定は鑑定で一生懸命、頑張りますが、その他の分野でも今から10年かけて才能を創っていきたいと決意するこの1月でした。