2008/05/13 陽明学の「造命」という言葉

「陽明学」の王陽明は、「造命」という言葉を残しています。

これは人間にとって大切である学問や努力の必要性を語っているとのことです。

「人間の生れながらの命運と命式を知って徳を積み、修養することによってこれを改善していく。

これを、すなわち「造命」という。

日々に新たなる自分の命をつくっていく・・・・。

命をつくるだけの努力が真実の、本当の努力であって、それこそが学問なのだ。」

先天的に運命の80%は決まっているかもしれませんが、残り20%は今の努力、今からの努力で改善できるのです。

後天の努力によって、その運命を創造していくことが出来る生き物がこの人類なのです。

それだからこそ、生きていく価値があるのではないのでしょうか。

実のところ、パレードの法則の言うとおり、20%が全体の総意になる!ということ。

ということは改善できる20%を頑張れば人生全部がひっくり返るほど良い人生になるということもいえます。

まずは、諦めないことから始めるのが良いと思います。