2008/04/13 手相鑑定の休日に思ったこと
今日は日曜日ですので手相鑑定はお休みの日で家族団らんの一日でした。
朝、起きると二人の息子が私よりも早く起きていました。日曜日の早朝アニメをTVで見たいがためのようでした。
なんだかその二人を見ていると、ほのぼのとした幸福感に満たされました。
ところで中国・宋の詩人、載益の「春を探るの詩」の一節に「春は枝頭に在って已に十分」があります。詩全体の略意は、以下のようになっています。
春はどこに来ているのだろうかと、一日中春を尋ね歩いてみたがどこにも見出せませんでした。
藜の茎で作った粗末な杖をついてあちこち捜し歩き、足を引きずりながら戻ってきました。
そこでふと我が家の庭の老木の梅の小枝をじっと見てみると、
なんと梅の花は、ぽっぽっと花を咲かせて香りを放っていたのです。
探していた春は已に自宅の庭にあったですね。
「真理や幸福は、いくら遠くまで探し求めても、手にいられるものではない。
それよりもむしろ、身近なところにこそ存在するものだ。」という意味に解されるようですが非常に意味が深い、春にちなんだ故事でした。