2008/05/03 手相を鑑定する側の心構えについて  

今日は鑑定を受ける側ではなく、鑑定をする側の心構えについてお話したいと思います。

鑑定については私は特に次のような観点が大事であると考えています。

(1)手相鑑定は、受けて「夢」や「希望」を感じ取るものである。

どんな方にも長所があります。短所を気をつけて頂く事も申しますが、基本的にはその方の長所を伸ばしていけるようにアドバイスをします。

また、いろいろ悩みがあっても必ずトンネルを越える時期があるので、その時期を的確に教えてあげることが大切です。

これが逆に鑑定を受けて「夢」も「希望」もなくなってしまうのでしたら、鑑定を受ける意味がないだけでなく、単なる脅しと一緒ですもの。鑑定料を払って嫌な気分になるなんて、それはとてもマズイですよね。

ですから、世の中の運命鑑定に携わる方は一人残らず愛にあふれる方でなければ本来良くないのですが、一部に世の中に誤解を与えてしまう方がいらっしゃるのが非常に残念でなりません。

いったん受けた心の傷の回復はとても難しいので、変なことをいって、惑わしたりしては人の道に外れるということは知っておいたほうが良いでしょう。

(2)運をよくする人物でなければいけない。

私もここは大変気をつかっています。私自身が運が良くないといけないわけです。

せっかく、「夢」や「希望」を与えられる鑑定が出来ても、なぜかその占い師に行くと、途端に運が悪くなったり調子が悪くなっては、お客様が気の毒です。

これも一部ではありますが、このような鑑定師がいらっしゃることは事実です。極端なお話ですが、鑑定師が鬱病では鑑定を受けた方まで暗くなってしまいます・・・。

(3)正確に運命を伝えること

運命鑑定を長年続けていると、直観力が高まることは事実です。
それでも、手相鑑定をしているわけですから必ず、手相をよく見て流年法にて計測することが肝心です。
何の根拠もなくて直感で話をする占い師には気をつけたほうが良いですね。
(やはり一人でも多くの鑑定をすることがポイントです)

(4)その方に合った開運アドバイスを行うこと

これは当然ですが、その方に合ったアドバイスをすることがとても大事です。いつも一本調子のアドバイスではいけません。また、お客様からいろいろとお話を聞いて、答えを導く材料にするのは良いのですが、ただの雑談と思われてしまってはいけません。占いは決して安い金額ばかりではないでしょうから、「雑談」とお客様が思って帰られてはいけません。やっぱりここに来て本当に良かった、心が本当に軽くなった!と心底思って頂かなくてはいけないのです。

と毎日、これらをかみしめるように鑑定に励んでいます。

最近は、占い師さんを鑑定する機会が増えて、鑑定中にいろいろと思うことがありましたので書いた次第です。蛇足かもしれませんが、これが基本中の基本と私は思っています。