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2008/06/10 無常で不条理な時代を生きる

本日は伏見にあるヒルトンホテルで夜遅くまで鑑定となりました。マレーシアから帰省をかねていらっしゃった方、また地元名古屋の方、新幹線で広島からいらっしゃった方・・・と本当にお疲れ様でした。海外の方が多いとグローバルな時代に突入したと実感します。

この徒然草日記(トップページでは「新着情報」)はいつもあっさりすぐ書いています。それでも、去年から、今年の9月11日にはこれを書こうと思っていました。しかし、その9月11日を前に、皆さんご存じの中国では四川大地震、日本では天災ではありませんが、秋葉原の通り魔事件があって、私も「手相、手相・・・」と舞い上がっている場合ではないという感覚でこの1ヶ月ほど思っていました。

元々、今年の9月11日にはこんなことを書こうと思って書きとめていました。

「2001年9月11日はご存じの通り、アメリカで同時多発テロがあって、多くの人命が失われました。私も大事な親友をこの日に失いかけました。彼は奇跡的に助かったのだけけど、親友の周りにいた多くの方たちが亡くなりました。こちらに遺された私はあなた達の生きた証を絶対に忘れない。

2002年に今まで生きてきた中で最も感動的な映像を見ることが出来ました。それはスーパーボールのハーフショーで思いがけなくショーを見ることになって、そのショーでは9・11で亡くなった方たちの名前が天高く昇っていくという設定のコンサートがあったのです。

この映像を見た瞬間に私は身震いがしました。そこにはテロが起きなければ今も健やかに生を受けている多くの方たちの名前があって、天高く名前が昇っていくさまを見て、私は涙があふれ出たのです。「約束の地」という名曲が演奏されている最中、私は、これを見ていたテロで亡くなった方たちのご家族や、また、アメリカ国民はどんなに勇気をもらったかと思いました。本当に亡くなった方たちの実名があそこに刻まれていたわけですが、日本でいえば成仏とかという言葉になるのかもしれないのですが、まさに天に浄化されて昇って行った感覚を覚えたのです。

http://www.youtube.com/v/n13CU-NvPMU&hl=ja”

中国でも四川大地震で数万人もの死者が出ました。多くの若い何の罪もない人たちが亡くなりました。日本でも先日の秋葉原の事件のように、何も罪のないそれまで全く被害者と関係のなかった方たちが瞬く間に亡くなってしまいました。

なんと無常なことが起こっているのでしょうか。なんと不条理なことが目の前で起こっているのでしょうか。今、私が何か世の中に役に立てることがあれば、直接的に役に立てることがあれば生きている甲斐があります。

その生きている甲斐を今、探しています。