手相で適性は分かりますが、適性検査は必須と思います! 2009/02/15
連日、手相鑑定やホロスコープ鑑定で「派遣切りになってリストラされたお客様」がいらっしゃいます。現在、愛知県は男性、女性問わず、雇用状況がかなり環境が厳しいですね。
昨日も、ビジネスマン数名と話す機会がありましたが、残業ゼロで収入も激減して、どうして良いか分からないのでアドバイスが欲しいと言われました。
確かに厳しい時代ですが、今こそ、自分本来の持ち味を発揮するための勉強期間に充てたいものです。
また、どなたも自分の適性を発揮して働きたいものです。
今、私の手相鑑定で思うのは自分の好きな仕事に就いているのは全体の15%くらいのものでしょうか。
それでよく「私は何をやったら良いか分からない」と相談があります。
私は手相でその方の適職はアドバイス出来ますが、それにやはり科学的手法で今後の未来を考えたほうがより良いものになるのです。
次に紹介するのは私がキャリアカウンセラーになって初めて知った方法です。
「R-CAP」という適性検査の中のJFI(JobFittingIndex)といわれるものがお勧めの適職判断ツールです。(リクルート社が開発した適性検査です。おおよそ3000~5000円ほどでweb上から出来るものです)
これはもちろん、手相上の理論ではありませんが、これは逆に世間一般の方に勧めることができるものです。
私が手相鑑定で適職に悩んでいる人や、普段行っているキャリアカウンセリングの中でも実際に使用しているものです。
今では多くの大学生、高校生がこの適性検査を行うようになりました。(私はこのR-CAPのトレーナーとしての資格があります)
実はこれで衝撃を受けたのは私自身です。
JFI(JobFittingIndex)は、受験者の価値観・興味・志向の傾向を測定し、実社会で満足感を持って働いている103職種・2万人のビジネスマンのデータとマッチングさせることで、受験者が満足感を得られる可能性の高い職業を提示してくれます。
自覚している範囲では、自分に合う職業のイメージは限られたものになりがちですが、JFIによって「意外にも自分にふさわしい職業」を発見できる可能性があるのです。
「あなたの職業志向」グラフでは、7つの職業分野に対するあなたの志向の程度がわかります
103職種を適合度でランキングします。
1位・2位だけがみなさんの適職、というわけではなく、上位20位くらいまでを適職群ととらえてみる必要があります。
中には「考えたこともなかった」職業もあるかもしれません。
それらも含めて、適職群の傾向ややりがいの共通項を見出すことが大切です。
また、みなさんが就きたい職業が下位の場合。それらの職業はみなさんの価値観や志向に合致していない可能性が高いので、同職種の人に実際に聞いてみて、納得感を得てから就業する必要があるかと思います。
103職種を職業分野別に分類し、並べ替えた報告書もセットされています。
私の場合は不思議ですが、作家、カウンセラーが上位にきております。
この結果を見ると自分がまるで小説家や作家に仲間入りしているような錯覚を受けます。
それだけリアリティに富む示唆を与えてくれるわけです。
カウンセラーが上位5番以内に入っておりますので、キャリアカウンセラーやマンツーマンでのコーチング、対面式の占い師に向いているという意味なのです。
私はGcdf-JAPANのホルダー(合格者)ですので、手相だけではない科学的な手法に基づいた職業選択はこれから必須であると考えています。
手相も統計学ですし、この手法も統計学から生まれたものです。職業選択を考えた場合に、幾つも客観的なデータがあるほうが良いのです。ご参考になれば幸いです。