若い占い師の方にアドバイスしたいこと 2009/07/04
最近、私が主催する手相教室や鑑定の際に強く感じることがあります。
それは若い方に限って、「焦り過ぎる」傾向があるというものです。
そんなに焦らなくても・・・と私はよく思うのですが、占い師になりたい方に多いのですが、占いの細かいそこまで気にしなくて良いことをすごく大事なように思えるのか、ポイントをはずした勉強をしてきて、失敗して、私の鑑定にいらっしゃる方の多いこと、多いこと。
そんな占いよりも、「きちんと働いていますか?」「他の方よりも会社に貢献できていますか?」と私はよく言います。
占い師になりたい!という気持ちはよく分かるのですが、安易に思っている方が多いので、私はそういう方は厳しいと思われるかもしれませんが、「社会生活をきちんとされてから、私のところに来て下さいね」と言ってお断りするケースが増えています。
正直、占いブームは確かでしょう。
しかし、「占い」に逃避してしまっている方も必然的に多くなっているように思えるのです。
なぜ、普段の生活をきちんとしようとせずに占い師になろうとするのか大いに疑問なのです。
ある男性が「僕、フリーターなんです。でも手相教室参加したいですが。」と言えば、私は「しっかり稼げるようになって、きちんとボーナスももらえるようになって、その上で周囲の人を幸せにできていると思ったら、また応募して下さい」と言っています。
また、熱心にいろいろな占い師のもとで勉強されている方も私のもとに来たいと言います。
しかし、若い方に限って言えば「社会常識がない」方が残念ながら多いのです。
友達口調でメールでも失礼な内容が多いものです。
残念ながら、私も時間がふんだんにあるわけでもないので、そういう方とのお付き合いは極力、避けたいと思っています。
私は大学卒業後、営業もやりましたが基本的に総務・人事畑で仕事をやり抜いて来ました。
幸い、入社した会社の上場も見届けましたし、「入社して10年経ったら独立する」と期間を決めて仕事も頑張りました。
自分との約束の10年よりも数年多くはサラリーマンをやりましたが、この経験が今に生きています。
若い占い師の方もまずは目の前の仕事で一流を目指されたら良いと思います。
そのうえで占いの道を志して、日本を救うような占い師になって頂きたいと切望しています。
私も日々、勉強です。
例えばキャリアカウンセラーの継続学習は3年間で45時間以上、セミナーなどに参加しないと資格を剥奪される厳しい資格も持っていますし、占い以外の仕事の勉強も山ほどあった上での鑑定の日々です。
甘ったるい日々を送る時間はないのです。