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「運が良くなる」ことについて 先天運と後天運 2009/10/13

この手相HPをご覧の皆さんもきっと「運が良くなる」ことについては大変興味をもたれているからこそアクセスされていらっしゃるのだと思います。

このHPのアクセスは調べてみると、名古屋の方はもちろんですが、不思議に京都や大阪の方が多いんですね!

さて、運が良い、とか、運が悪い という表現は一般の方も日常で結構、多く使っているようです。

そもそも「運」とは何かと考えますと、簡単に「運ぶ」と読めますので、「運ぶのが上手な・・・」あるいは「人生をうまく渡っていく」のような要素があると考えられます。

大辞泉で「運」をひもときますと

1 人の身の上にめぐりくる幸・不幸を支配する、人間の意志を超越したはたらき。天命。運命。
「―が悪い」

2 よいめぐりあわせ。幸運。「―が向いてくる」「―がない」

とあります。

1にあるように運というのは「運命」とも言いかえられます。

この「運命」については私は長年の鑑定で、2つの要素が実在しからみあっていると痛切に感じてきました。

ひとつめが「先天運」です。

先天運とは、文字通り、その人が先天的に持っている運のことです。

それでは先天とは何かということですが、簡潔に表現すれば、出生前。

後天とは出生後。結局のところ、生まれる前か生まれる後か、それだけの違いなのです。

具体的にいうと、お母さんのお腹の中で先天運が醸造されているといって良いでしょう。

手相では先天運は左手で見ます。

私がよく鑑定中に「左手はお父さん、お母さん、お爺さん、お婆さんから受け継いだ才能や志向、傾向ですよ」というのはそのことを示しているのです。

先祖から受け継がれるDNAです。

ふたつめが「後天運」。

生まれた後の自分の切り開いてきた人生そのものの運です。

私は、手相鑑定では、まず真っ先に左手の状態を見て、その方の先天運を把握してそれから右手の後天運を見ていくという手法を採用しています。

時々、左手と右手の手相が全く異なる形状の方がいらっしゃいますが、まさに先天運を超えて努力している方も多数拝見してきて、運命は改善できるのだとしみじみ感じ入るのです。

 

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