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知能線

知能線は「頭脳線」とも呼ばれます。一般的に古い手相書は「頭脳線」と表記することが多かったようです。

知性の働きを象徴する線です。

拙著「成功と幸せを呼び込む手相力」にも書きましたが、この知能線は他の線よりも重要視したい線です。

それはとても意外なことかもしれませんが、知能線はその人の「脳」の状態を示しているので、鑑定の際にお客様の手相診断に大変重要なカギをにぎっているのです。

知能線は職業適性や知性そのものを示します。

【知能線の長さについて】

長い知能線の持ち主はじっくり考えてから行動する方が多いです。

「長い」とは例えば月丘まで知能線が伸びていれば、相当に長いと判断します。

実際の鑑定では読書隙が多く、非常に知的な方がこの線をお持ちです。

また、物事を考える際に、制限時間いっぱいまで考える方が多いようです。

例えば、AかBか選択を要する場合に、それぞれのことをシュミレーションして、絶対に間違いがないほうを選択するという特徴を持ちます。

そういう意味では、知能線が長い方が一度、決めたことは、概して自信を持って進めることが出来ます。

(ただし、一部で月丘は迷いやすいという特徴も兼ね備えているので、一度、決断したことでも、それこそ「石橋を叩いて、渡らない」という結果にしてしまう方もいらっしゃいます。

ご自身が実際はどういうタイプかは手相鑑定の際に、お伝えしたいと思います。)

また、余談ですが、買い物や食事の際の注文も時間がかかる方が多いです。

これがどうして分かるかといいますと大学時代や高校時代、あるいは会社の元同僚の行動パターンを知った上で実際に彼らの知能線の長さを見ているからです。

手相って面白いと思いませんか?

さて、短い知能線の持ち主はひらめき型ですぐに行動したいタイプです。

「ひらめいた!」と思ったら即、実践。即、行動の方が多かったのです。

私が手相鑑定で短い知能線の方で特徴のあった方を2人知っています。

一人は詩人の方でした。

詩は、それこそ瞬間のひらめきだと思いますので、知能線が短いほうが有利なのかもしれません。

(長い知能線は文筆に秀でています。)

この方は経営者でもあるのですが、ご本人いわく「すぐに決めてしまうので、後で後悔することも多い」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。

もう一人の方は競艇の選手でした。

競艇選手は瞬間的な判断を要求されますので、逆に長い知能線ですと勤まらないのかもしれません。

そういう観点で考えますと、例えば、F1レーサーやスポーツ選手も短い知能線の方がいそうですね!

最後に、手相のある丘に向かう知能線の特徴をここでは2つ記したいと思います。

月丘に向かう知能線の持ち主はロマンチックな方が多いです。

第二火星丘に向かう知能線の持ち主は現実主義者の方が多いです。

 

もっと詳しく知能線を知りたい方はこちらをお読み頂ければ幸いです。

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